2013年05月20日

 妖怪カフェ第3回のご案内・捕足

 さる5/4〜5/7まで(車中泊含めるので実質2泊3日)、和歌山に出かけていました。
 震災以降、あまり体調的にも遠出はできなかったので、久しぶりの旅らしい旅。
 そして、とても貴重な経験ができました。
 その様子は、後日、ご報告しますが、なんといってもご紹介したいと思ったのは、和歌山に息づいている妖怪たちです。

 今回の旅の目的のひとつは、和歌山の妖怪探しです。
 東京で、友人を介して手にいれた『おしえてわかやま 妖怪編』という本とすごろくのできが素晴らしく、できれぱ引用出典元の資料にあたってみたいと思っていたときに、おとずれた機会でした。

 『おしえてわかやま 妖怪編』には、民俗学者もあまり注目したことのないようなユニークな妖怪たちがたくさん描かれています。
 もとは、「ニュース和歌山」に昭和58年(1983)の3月から昭和60年の2月まで連載された「紀州おばけ話」。連載途中の昭和59年6月には、和田寛文・松下千恵・絵の『紀州おばけ話』(名著出版)として刊行されています。

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 この松下千恵さんの絵が、すばらしいのです。
 たとえば「やぶおばけ」。
 「薮の中にすむばけもので、人に正体を見せたことがない。人が薮の中をとおると、どこからともなく近づいてきて、からだにまとわりついたり、カベのようになってたちふさがったりするが、まっくろで、すがたが見えない」。
 この絵は、そういうときの「気分」(立ち現れ)を本当によく掴まえているように思えます。

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 また、一般的によく知られている伝承では、牛と蜘蛛をあわせたような怪物で、海岸に現れる「牛鬼」も、和歌山では滝に住んでいて人の「影」を食べてしまうとか、淵の主のように伝えられています。

 「妖怪カフェ」の今年は井上円了の仕事に焦点をあわせていますが、来週5/27(月)は、一部内容を変更(豊富)にして、和歌山の「妖怪」についても考えてみたいと思います。
 一週間後にせまっていますが、ご興味のある方は、気軽に参加してみてください。
 お待ちしています。


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★妖怪カフェ第3回「お化け博士、探検す〜円了とメディアの洒脱な関係〜付けたり、和歌山の知られざる妖怪たち」
 ★開催日時5月27日(月) 20:00〜21:30

 ★話題提供者 甲田烈(現・相模女子大学非常勤講師:最終学歴 東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学(専攻・仏教学)

 ★会費 1000円+1オーダー

 ★場所 ジャンクションシティ(http://www.junctioncitytokyo.com/Photo_%26_Cafe_%22Junction_City%22/Home.html)
 Access/ 西武新宿線 新井薬師前駅 南口から徒歩2分 
 Address/ 〒164-0002 東京都中野区上高田3-37-7 サクラディア B1F
 e-mail/ jctアットマークjunctioncitytokyo.com(“アットマーク”を“@”に書き換えてください)

 
posted by 甲田烈 at 23:38| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする