2013年03月23日

妖怪カフェ・第2回のお知らせ

 明後日になってしまいましたが、妖怪カフェの第2回を予定しています。
 ご都合のつく方、関心のある方はどうぞ!
 「井上円了と妖怪」をテーマにしてざっくばらんに話し合うゆる〜い集まりです。

 今回は、話題提供として、中野区にある哲学堂公園について、井上円了がそこにこめた意図を探りながら、そこから自由に想像力を展開してみたいと思います。
 円了は『仏教活論序論』や『哲学要領』といった主著の中で、人間がものを考えるときの「発達」について語っています。それは、外界の「物」に対する関心から始まって、やがて自分や他人の「心」へと関心がうつり、「心」や「物」に気づくまなざしと、移ろうそれらとの関係をしっかり把握するまでの、壮大なドラマです。ただ、そうはいっても、それらの過程のいちいちについては、なかなか理解しにくいものです。

 そこで手引きとなるのが、子どもたちの詩や作文を味わってみることです。
 まだ幼稚園にもあがらない子どもに、「なぜ?どうして?」と質問ぜめにあった経験は、子育てを経験した方のみならず、子どもと接する機会のある大人たちにも、あるのではないでしょうか。
 4歳以前の子どもでも、目に見える木々や星、そして自分がどこから来たのか、という疑問を持ち、青年期になると、「私が私であるとはどういうことか?」や「生きる意味は?」といった形で問いの形が展開していくことが、発達心理学や教育学などから知られています。こうしたことを手がかりに、難解に見える円了哲学の神髄を解きほぐしてみようと思います。

 なにせ、円了自身が「理」(物事のことわり)を突き詰めずにはすまなかったと、自身の幼少期を振り返っています。
 哲学堂公園は、そんな子どもこころをそのまま形にしてみたものかも知れません。

 けれども、わかった気になるのは、それこそ面白くもなんともありません。「理」を極め尽くして開ける「理外の理、不可思議」(『哲学堂案内』)の世界の入り口なりと、ちょっとのぞいて、みませんか。

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 ★妖怪カフェ第一回「哲学堂のヒ・ミ・ツ
 ★開催日時3月25日(月) 20:00〜21:30

 ★話題提供者 甲田烈(現・相模女子大学非常勤講師:最終学歴 東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学(専攻・仏教学)

 ★会費 1000円+1オーダー

 ★場所 ジャンクションシティ(http://www.junctioncitytokyo.com/Photo_%26_Cafe_%22Junction_City%22/Home.html)
 Access/ 西武新宿線 新井薬師前駅 南口から徒歩2分 
 Address/ 〒164-0002 東京都中野区上高田3-37-7 サクラディア B1F
 e-mail/ jctアットマークjunctioncitytokyo.com(“アットマーク”を“@”に書き換えてください)
posted by 甲田烈 at 21:38| Comment(0) | 妖怪学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする