2012年12月17日

【告知】2013年2月2日・甲田烈 × 火水ハヌル 新春予祝トークセッション  「旧正月と神々のことほぎ 〜魔除けの学問と実践〜」

 来年、2月2日に、異色コラボレーションでワークショップを行うことになりました。

 コラボの相方はスピリチュアルカウンセラーで、占星術にも詳しい火水ハヌルさん。
 ハヌルさんとは、つねづね、Facebookを通して交流させていただき、生業にも関わらず(失礼!)そのバランスの良さと学識の深さは尊敬していました。「そのうち、なにかやりましょう」とお話ししていたのが、このたび、ふくたまやさんのご協力のもと、実現します。

 ハヌルさんとは、どんな愉しい会にしようかと、内容についてのやりとりを繰り返しています。
 そんななか、うかがったのが「年獣」の話。
 「年またぎにやってくる恐ろしいもの」として知られ、みつけると人を食い殺す。けれども、「赤いもの」は苦手なのだとか。この話を聞いて、日本のナマハゲの行事や、旧暦のコト八日(12月8日、2月8日)にやってくる一つ目小僧やミカリババアという妖怪のことを思いだしました。

 さて、ワークショップ(WS)のテーマは「魔除け」。
 単に理論や背景の紹介だけでなく、実際の所作やその意味についても経験し、繙いてみたいと思っています。
 考えて、使える内容のものを分かち合うことが中心です。
 たとえば、指を弾くことに、どんな意味があるの、とか。
 息をふきかけることで、何が変わるの、とか、そんな「しぐさ」に関心のある方も、楽しめると思います。

 そして、嬉しいことに、本告知前に、すでに申し込みをしていただいた方がいます。
 内容を見ていただき、ご興味・関心があれば、是非、旧暦年越し前の一日をご一緒できればと思います。
 詳しくは以下をクリックしてください。

 ふくたまや→http://fukutama.jp/seminar/130202talk/
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posted by 甲田烈 at 21:52| Comment(0) | 妖怪学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月04日

AYANAVI〜日本の「妖」(あやかし)ナビゲーターたち・第11回のお知らせ

 先月、ボランティア活動に携わっている友人たちと、「第7回・境港妖怪検定」の「初級」を受験しました。見事。。とは言えませんが、88点で合格。久しぶりの「試験」でしたが、ドキドキしました。
 もちろん、中級・上級と難易度が高くなっていくのですが、来年は中級を目指します。来年は被災地復興を妖怪から考えたいとも思っています。
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 ところで、Blogをご覧のみなさんは、鳥取県境港市の「水木しげる記念館」(http://mizuki.sakaiminato.net/)に行かれたことはありますか?
 もちろん、水木しげるの代表作『ゲゲゲの鬼太郎』をはじめ、彼の妖怪画や妖怪フィギュアをより立体化した「妖怪洞窟」など、見応えは十分なのですが、最も興味深く、また「妖怪」の本質にせまっていると思われるのは「精霊の間」というコーナーです。
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 ここに集められたのは、水木しげるが世界旅行によって蒐集した南洋パプア・ニューギニアなどの仮面や置物のコレクション。この部屋にいるだけで、なにかが「いる」という感じが強くし、そしてなんだか、元気が沸いてくるのです。

 よく知られているように、水木しげるは大正11(1922)年に鳥取県境港市に生まれ、幼少期は「のんのんばあ」という拝み屋のおばあさんにかわいがられることから、妖怪の世界に開眼します。20歳で徴兵され、22歳で戦地で左腕を失った彼は、しかしニューブリテン島でトライ族に親しみ、一時は現地で暮らそうと悩んだほどでした。帰国して職を転々とした後、昭和41(1966)年に鬼太郎で売れっ子漫画家となった後、水木は昭和46(1971)年にパプア・ニューギニアを再訪し、以降、毎年のように世界旅行に出かけるようになります。

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 ところで、水木しげるといえば、もちろん「妖怪」。
 それも、私たちは、水木しげるによって姿・形を与えられ、絵画化されたものを「妖怪」だとイメージしています。「妖怪のなかには、そうした大昔からいるようなものもあり、江戸時代の人が、つくったりかんじたりしたものもある」(『妖怪なんでも入門』と述べ、また「妖怪はいる」(『日本妖怪大全』)ともいいます。

 妖怪は、いる。

 では、この「いる」とは、どういうことなのでしょうか。
 ヒントになるのは、平成6(1994)年に提唱された、水木しげるの「妖怪千体説」です。この年、水木はマレー半島セノイ族の村を訪れ、同年『水木しげるの大冒険』と『世界はゲゲゲー世界妖怪大全』を刊行します。これらの著作で水木は「全世界の妖怪は、だいたい同じようなものが「千」ある」と強調しています。世界にも、目に見えない、形のない存在が「いる」と考える人々が暮らしているということ。そのことへの確信から、水木は探求の幅を広げていくのです。
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 AYANAVIも、いよいよ最終回。
 お開きは、水木しげるの世界を、あえて世界の妖怪たちに目を転じ、マレー旅行記やセノイの精霊たちに関する諸研究から、「妖怪」が「いる」世界を探訪してみようと思います。
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★タイトル「妖怪と暮らすと幸福になれる!?ーー水木しげるとフシギ研究」
 ★開催日時 12月21日(金) 20:00〜21:30(※今月は第三金曜日です)
 ★講師 甲田烈(現・相模女子大学非常勤講師:最終学歴 東洋大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学(専攻・仏教学)

 
 ★場所 ジャンクションシティ(http://www.junctioncitytokyo.com/Photo_%26_Cafe_%22Junction_City%22/Home.html)
 Access/ 西武新宿線 新井薬師前駅 南口から徒歩2分 
 Address/ 〒164-0002 東京都中野区上高田3-37-7 サクラディア B1F
 e-mail/ jctアットマークjunctioncitytokyo.com(“アットマーク”を“@”に書き換えてください)

 ★各回参加費 1000円+1order
posted by 甲田烈 at 09:02| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする